Jライブラリー


中川郁夫 氏 プロフィール


概要

最先端技術の研究、ベンチャーでのプロダクト開発と事業立ち上げを経て、デジタル時代の新事業創出の支援を手掛ける。デジタルがもたらす構造変革を独自の視点で調査・分析し、変化をチャンスに変えるイノベーティブ思考による事業企画・事業立ち上げを特徴とする。

もっと見る

略歴

2020年 株式会社エクスモーション フェロー
2019年 株式会社インテック フェロー
2015年 株式会社インテック プリンシパル
2012年より 大阪大学 招へい准教授 を兼務
2012年 Tクラウド研究会(代表 東京大学 江崎教授) 設立
2005年 東京大学より 博士(情報理工学) 取得
2002年 株式会社インテック・ネットコア設立 同社取締役就任
1993年 株式会社インテック入社
 インテック・システム研究所でインターネット技術の研究に従事
1993年 東京工業大学大学院 システム科学専攻修士課程 修了
1991年 東京工業大学 数学科 卒業
1989年 富山県立高岡高等学校 普通科 卒業
1968年 富山県高岡市に生まれる

委員・役職等(抜粋)

IoTイノベーションチャレンジ 企画委員・審査委員 (2018~)
国家試験 試験委員 (2016〜2020)
参議院議員勉強会 事務局 (2016〜)
総務省ICT国際競争力強化・国際展開懇談会ワーキンググループ委員 (2013,2014)
Tクラウド研究会 発起人・幹事 (2012〜)
総務省 次世代IPインフラ研究会 次世代IP網WG委員 (2004,2005)
e-Toyama推進協議会 発起人・幹事 (2002〜2018)
次世代IX研究会 発起人・幹事 (2001〜2007)
MPLS JAPAN実行委員 (2001〜2019)
学術振興会インターネット第163委員会 運営委員 (2000〜)
富山インターネット協議会 運営委員・運営委員長 (1994〜2012)

著者記事一覧

第8回:キャッシュレスがもたらす変革の本質

コラム
<はじめに>飛行機の乗客には「ランク」がある。空港で長い行列に並んでいる際、隣で「高ランク」の乗客が優先的に案内されるのを見て「羨ましい」と思ったことがあるのは私だけではないだろう (笑)。 空港ラウンジ利用、専用セキュリティチェック、優先搭乗、他にも高ランク…

第7回:健康・医療の業界構造を変える保険の新サービス

コラム
<はじめに>保険は不思議に満ちている。先日、自分の保険を確認する機会があった。社会人になりたてのころに入った、27年も前のモノである。考えてみると、社会人になって無茶を重ね、飲み会の後にラーメンを食す日々が続き、体重とストレスがスゴイことになっているのだが、保…

第6回:原価から成果へ

コラム
<はじめに>私は鼻炎に悩まされている。血液検査で代表的なアレルゲンに反応はなかったが、症状は明らかにアレルギー性鼻炎だという。それ以来、いろいろな鼻炎薬を試してみているが、これがなんとも難しい。眠くなるのは困るし、全く効かない鼻炎薬も多く、時間とお金だけを浪費…

第5回:個客一人ひとりに合わせた商品

コラム
<はじめに>筆者の足は少々横幅が広い。自分の足幅に合う靴を探すのも難儀である。先日も、靴を新調して気分良く仕事に出かけたが、家に帰るころにはすっかり足が痛くなってしまった。足の形は人によってだいぶ違うらしい。足の長さや幅だけではなく、踵の幅や、甲の高さまで千差…

第4回:行動で変わるサービス

コラム
<はじめに>筆者は富山県に生まれた。地方都市によくある話で、同地では生活に自動車は必須である。会社に行く、食事に行く、友達に会いに行く、近所のスーパーに買物に行く、あらゆるシーンで自動車を使う。最近、カーナビがよく喋る。昔と比べると、圧倒的に口数が増えた。どこ…

第3回:点から線・面への広がり

コラム
<はじめに>少し前、中国でシェアサイクルが大人気になった。2018年、上海出張の際も街は多数のカラフルな自転車に溢れていたことを覚えている。利用者はどこで自転車に乗って、どこで乗り捨てても構わない。スマートフォンを近づけて解錠し、乗り捨てた際に利用した時間を計…

第2回:デジタル化するのはモノではなく体験そのもの

コラム
<はじめに>文部科学省がデジタル教科書を推進している。同省のホームページ(*1) では、デジタル教科書を「紙の教科書の内容の全部をそのまま記録した電磁的記録である教材」と説明している。どうやら、紙の教科書と同じ内容をタブレットなどで表示する、らしい。(*1)h…

第1回:個客一人ひとりに特別な価値を提供する時代に

コラム
<はじめに>Amazon で本を購入すると、面白そうな書籍が次々と紹介される。自分が過去に読んだ本の履歴からのリコメンド(オススメ)が思ったより精度が高いことに驚く。つい買ってしまって積読(ツンドク) が増える、と感じている人もいることだろう。一方、本屋でちょ…

pagetop