採用メッセージ

苦労人の父にスパルタで育てられたおかげで
大切な筋を通す力が身についた

幼少期は体が小さく弱くて、しょっちゅう風邪をひくような子供でした。戦前生まれで苦労人だった親父には、体が強くなるように、一人でやっていけるようにってかなり厳しく育てられました。そのかいあってか小学校からリーダー的役割を担うことが多かったんですね。部活の上下関係がすごく強い時代だったけど、個人ですべきことまで後輩にやらせるのはちょっと違うと感じて、中学ではサッカー部の組織改革もしました。スパイクを磨くとか、ジャージを持つとか、そういう個人的なことは自分でやって、部全体において低学年が担う役割をやってもらうのが筋だろうと。学年の違いによる威圧的な関係が嫌だったので、その辺りも変えて。なのでサッカー部はすごく仲がよかったですね。高校でも自分が大切だと思うことに対しては真っ正直で、校長も巻き込んで、自分のよかれと思う学校づくりに奔走していました。大学では地理学を学びたくて、私立では唯一理系の地理学科がある大学に進学。祖父の代から大手消費財メーカーの代理店をしていたのもあって、大学では都市構造、主には小売業の商圏について地理情報システム(GIS)モデリングして解析をしていました。

消費財メーカーからIT業界へ
がむしゃらに働いて身についたもの

大学卒業後は家業との関係もあって大手消費財メーカーで小売業を科学的に研究したいと思いました。やりがいがあって、父のおかげで人脈にも恵まれていましたが、その反面でしがらみに息苦しさもありました。2000年、まさにITバブル期に友人から「ITベンチャーに行くから手伝ってほしい」と誘いがあり、元々知見のあったEコマースのパッケージや決済コンポーネントを手掛ける最先端の会社に転職をしました。当時、IT系の会社はみんな夜中まで働いていて、椅子を並べて寝たりしていたけど全く苦ではなくて、とにかくがむしゃらに働いていましたね。経営についてもやりながら学ぶこと、身につくことがたくさんありました。その後、取引先だったジンテックの経営陣から「ジンテックの第二創業に協力してもらえないか」とお誘いをいただき、導かれるように入社したのが15年前です。

目の前にある課題を解決するのが喜び
まずはギブすれば必ず戻ってくる

目の前にある課題解決に取り組むことが喜び、これは性分ですね。なので、昔っから「これは改善しなきゃ」と気づいたら、わざわざ自分で手を上げなくていいところでも手を挙げてやってきました。課題を解決しようとすると、自分と考えが違う人も出てくるけど、ギャップを埋めながら、コンセンサスを得ながらなんとか解決していくのが楽しいんです。ジンテックはお客さまを大事にする社風。「面と面の営業」という独特の手法を取っていますが、チームで解決していくことこそが何よりの喜びです。「この人のためにこれができる、あれができる」とまず先にギブすると、結局まわりまわって戻ってくるのをここ数年で強く感じています。親父に教えられた“情けは人の為ならず、めぐりめぐってわが身のため”。本当にその通りだし、それこそが幸せだと思います。

主体性・あきらめない・乗り越える
その3つを大切にキャリア構築を

キャリアは人それぞれ。色んな考え方があると思うし、道もいろいろあるけど、大切なのは3つ。1つ目は主体性を持って、自分事として取り組むこと。2つ目はあきらめずに進んでいくこと。3つ目はしっかりと乗り越えていくこと。主体性というのは自分が手を挙げなくてもよいような場面でも、あえてやってみるということ。ジンテックでは領空侵犯って言っていますが、ちょっとずつお互いの領域をオーバーラップして、周りのこともちゃんと考えていくのが大事。「いつか誰かがやるだろう」という集まりでは企業は衰退してしまうから。そして何事もあきらめたらアウト。なんとしても達成しようとか、なんとか意見を理解してもらおうとか、がんばらないと創意工夫は生まれない。そして高い壁に見えても乗り越えていく。乗り越えられたらそれが実力になって、次に同じことが起きた時には余裕で越えられるようになる。キャリア形成ではこの3つを大切にしてきましたが、みなさんにも役立つ指針だと思います。

ジンテックには他にはない体験が待っている
人生がより一層充実する仕事を

ジンテックは既存のものや画一化されたサービスを売るのではなく、“お客さまが困っているけれど解決できないこと”を新しい手法やサービスで解決していくから、チャレンジの連続。だからワクワクしていられるし、ルーチンをこなすのではない良さがあります。しっかりとお客さまに寄り添った提案をしていくので、感謝をしていただける。そういった体験が待っている会社はなかなかないんじゃないかと思っています。また、ジンテックは過去のあり方を押し付けたり、社歴の長い人だけが重用されたりする会社ではありません。ジンテックが大事にしていることは学んでいただきますが、制度や文化を含めて、その人ならではの個性や強みを発揮しながら活躍できる場を用意しているので、生き生きと、清々しく仕事ができる。仕事は人生の中で大きなウェイトを占めます。だからこそ、日々立ち向かっていくことで充実感を得られるような職場でありたいと願っています。みんなが充実感を持ち、個性を活かしながら仕事をしていれば、会社の業績向上にもつながる。人生がより一層充実する仕事がここに待っています。

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